投稿者 tada2k0emimont1o9投稿日: カテゴリー 浴衣
男性が浴衣や着物を着ようと思って最初に覚える帯の結び方がたいていの場合は 「貝の口」です。
メンズ浴衣の着方は難しくありません。この結び方を覚えれば自分で着れるようになります。
夏の花火大会やイベントで多くの男性が浴衣を着るようになりましたね。
ということで今回は浴衣の着方を説明していきます。
Contents
腰ひもの結び方
最初に肌着、ステテコを着た状態から浴衣を羽織ります。
腰ひもの真ん中あたりをお腹の下に当て両端を背中に回し交差して前に持ってきます。
前に来たら左右のひもを2回からげて反対に持っていきクルクル巻き込んでおきます。
1分動画で確認
貝ノ口の結び方
まず角帯の先っぽの部分を半分に折り右手で持ちます。先端から50cmくらいの所をおへその下に当てます。
ここから左回りに3周します。1週目の左腰くらいで半分に折っていた部分を元の幅に戻していきます。
グルっと1週しておへその下まで着たら右手では細い方を持ったままの状態で、左手では太い方を持ちキュっと
左右に引っ張り締めてください。
1週終わると右手を先端の細い方から手を離せますので両手を使って2週目を巻きます。
2週目もおへその下に来たら右手で細い方、左手で太い方を持ちキュっと巻きます。
ここの締め方のさじ加減は締めすぎも緩すぎもよくありません。
程よい強さの締め加減は何回も締めていくうちに段々とわかるようになっていきます。
そのまま3周目も同じように巻いていきます。
3周巻いたら太い方の左腰あたりから先を内側に折り込みます。
内側に折り込んだら左手で細い方、右手で太い方を持ちます。
細い方を下、太い方を上にして太い方をグルっと1回結びます。
その時右手は細い方に持ち替え右斜め下へ、左手は太い方に持ち替え上へ引っ張るイメージで締めます。
次に右斜め下に引っ張ってある細い方を帯の下側から折り斜め上に持ち上げます。
そして持ち上げた細い方を持ちあがっている太い方でグルっと回し結びます。
これで結ぶのは終わりです。
最後に右回りに帯を背中まで回して形を整えて出来上がりです。
1分動画で確認
上記の貝ノ口の結び方の説明を1分の動画で実際に結んでみました。
動画と説明を照らし合わせて覚えてくださいね。
貝の口について
・多くの方が最初に覚える結び方です。
・結び目を綺麗にカッコよく見せるには反復練習が必要です。
・結び目を背中の真ん中ではなく左腰の方に少しずらしましょう。
片ばさみの結び方はこちらのページで確認ください。
まとめ
一般的な「貝の口」という結び方の説明をしました。
この結び方を覚えれば着物も浴衣も一人で着ることが出来るようになります。
何回か練習すれば出来ますので是非覚えてくださいね。
帯を結ぶ位置はお腹ではなく腰の低い部分に巻いた方がカッコよく粋に見えますので注意してください。
男性の浴衣は着て動いていると着崩れしやすいです。
着崩れは当たり前のことなのでなるべく最初の状態に戻せるように着崩れを直してください。
角帯の結び方、着崩れの直し方、帯を結ぶ強さなどは何回も着て脱いで着て脱いで体で覚えていきましょう～
