はじめての男着物|必要な和服について

東京で男着物を販売している男の着物たけもと銀座1丁目店と申します。
当店では「はじめての男着物」というお客様のために既製品の男着物と浴衣の品揃えに力を入れています。すでに仕立て上がっている着物と羽織を用意していますのですぐに始めることができます。

商品価格は男着物9,900円~羽織12,100~メンズ浴衣6,600~角帯2,750円~デニム着物12,100~などお求めやすい価格で販売しています。男着物に特化して商品を集めていますので着物、羽織、帯、羽織紐、襦袢、履物と一式揃えていただきくことが可能です。

(店舗は東銀座の歌舞伎座から徒歩2分程度)

男着物に憧れなようなものを抱いている男性も多く、着たことはないけど、いいよね〜、かっこいい~、粋だな〜、めっちゃ興味あるなぁ〜と思っている男性も多いでしょう。

実際にメンズ浴衣を含めて男着物には興味あるという話される方は多いですね。今回は男着物を始めるために必要なアイテムを書いていきたいと思います。着物が初めてでも男性着物は比較的簡単にはじめられますのでご安心ください。

〇 着物
和服全体のことを着物といいますが、ここでいう着物は長着と言われるものです。
着るとくるぶしほどの長さになる和服です。浴衣と同じ形のあの和服が着物です。
まずこの着物は必要ですよね。

和服のアイテムはそれなりに多いですから一つ一つ順番に考え揃えて行けばよいと思います。
その中での優先順位一番目がこの着物です。
雑な言い方をすれは着物さえあれば着流しスタイルで何とかなります(笑)

着物には様々な種類があります。フォーマルからカジュアルまで何でもありますので、どのようなシーンでも着物を着ることができます。
どんなシーンで着るかを考えそれに合わせて着物探しをすることが大切になります。

居酒屋に行く、歌舞伎を見に行く、映画に行く、大学に着て行く、結婚式で着る、お正月に着る、彼女と一緒に着る、
夫婦で出かける、レストランに行く、お茶をする、コンビニに行く、茶道で着る、弓道で着る、週末に着る、海外に持っていく、
意味もなく着る、ただ着る、家で着る、などなんでもいいんですよ。今の時代そういう方がたくさんいます!

キッチリしたイメージは必要ないのでまずはどんな時に着るかを考え、それに合う着物を買いましょう。

〇 羽織
着物の上から羽織る膝丈くらいの和服です。
羽織は寒い時の上着であり、ジャケットのようなものです。羽織ることで着流しよりキッチリと見えます。

一般的には羽織無しで着るとラフに見えて、羽織を着用するスタイルはキッチリと見えます。
従来は着物と羽織を同じ生地で作るアンサンブルが主流でしたが、現在の感覚では着物と羽織の色や素材が違った方が現代的に見えます。

素材感や季節感など合わせ方に多少の知識が必要です、カッコ良く見せるにはファッションセンスも必要でしょうか!

アンサンブルは伝統的な雰囲気が出るので長く使っていただければと思います。

〇 長襦袢
見た目には着物と同じような形をしていて着物の下に着るシャツのようなものです。
着物の下に見える衿は長襦袢に付いています。反物から作るか既製品で探すかの選択肢となります。
絹、ウール、麻、化繊など探せば色々ありますので、
着物、羽織との相性やバランスを考えながら選んで行きましょう。

長襦袢以外には半襦袢やTシャツ襦袢という選択肢もあります。
下半身はステテコを穿くのが一般的になります。

〇 角帯
お腹の下に巻くものです。10cmほどの幅があり3周してから結びます。
着物に合う素材を選べばよいと思います。着物が絹なら帯も絹、着物が化繊ならば帯も化繊という感じです。

〇 羽織紐
羽織の胸の下あたりで留めている紐のような物で組紐のタイプと無双と呼ばれるタイプと2種類あります。
普段使いの着物スタイルであれば、どちらのタイプが良いということはありませんのでコーデを考え選んでください。

〇 腰ひも
長襦袢用に一本、着物用に一本あれば安心です。

〇 足袋
白足袋、色足袋、柄足袋、夏の麻足袋、冬の別珍足袋などがあります。
黒紋付の第一礼装は白足袋ですがそれ以外は自由に選んでいただければよいです。

〇 雪駄、草履
履物ですね、畳表、エナメル、ホースヘア(馬の毛)、牛革、トカゲ革、ヘビ革、など色々な素材があります。これに革底やゴム底を付けます。
夏やカジュアルには下駄でも大丈夫です。

履物専門店では既製品もありますしオーダーで作る場合は多くの選択肢の中から作ることが出来ます。
お洒落は足元からとはよく言われます、状況や格式に合った履物を選んで下さい。

今回は男性が和服を始めるために必要な和装品を説明しました。
男着物楽しみながら一つ一つ揃えて行くお手伝いをさせていただければ幸いです。