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黒ストライプ紬反物で羽織作ります

2018年09月13日

黒ストライプで羽織作ります

「羽織を作りにきました」というお客様に反物を見比べていただいて写真の反物の紬にバットマン羽裏を入れて作ることになりました。

写真の黒ストライプ紬はもう4〜5年前になると思いますが、ただただ僕の好みでスーツ生地のような黒ストライプを米沢のメーカーさんに紬で織っていただいた反物です。表は渋くて裏は遊んでて、こういうの好きだな〜

2018年09月09日

お客様からのご依頼で「実家で眠っていた丹後ちりめんの白生地を染めてもらえますか?」

ということでしたので、お客様と着物の色のイメージ、羽織の色のイメージを擦り合わせて一反の白生地は茶、もう一反の白生地は緑に染めました。

染め上がりの色をお客様に確認いただいてOKをいただきましたので茶色に染めた反物で単衣の着物、緑に染めた反物で単衣の羽織を作ります。

愛を込めて!

沖縄の工芸展

2018年09月07日

沖縄の工芸展見てきました。

「久留米紬 絣くくり」
「芭蕉布 芭蕉の撚り掛け」
「宮古上布 苧麻績み」
など見てきました。

写真は芭蕉布の撚り掛けです。
やはり沖縄独特の素材感と素朴な感じに惹きつけられますね。

9日まで銀座5丁目時事通信ホールで開催しています。

GUCCI/グッチ

2018年09月05日

GUCCI/グッチの生地入荷しました。
まっまじで、グググッチって?
いやーグッチの生地を販売しているお店はあんまり無いでしょ!

写真1枚目ウール100% 高級生地らしくシルキーな肌触りネイビーピンドット、ただただお洒落

写真2枚目ウール100%グッチらしい縞がアクセントに一つ入っているストライプ、う~んこのアクセントが効くんです。

写真3枚目絹100% 柄シルク、基本は長襦袢に使おうと思います。長襦袢がグッチってなに!?着物がグッチもなに?だけど・・・

今当店にはグッチのほかにも、ゼニア、アニオナ、エトロ、アルマーニ、ベルサーチ、フェラガモなどイタリアの生地がずーーーっと店内で待機しています(笑)

男性でも女性でも着物でも羽織でも長襦袢でも裏地でもOKなアイディア次第の高級生地がモリモリです。

もう「通りすぎちゃいました」と言わせない

2018年09月04日

銀座に移転して約3ヶ月

もう「通りすぎちゃいました」と言わせたくないんです!

ということで、

1階の安くて美味しいホルモン焼き屋さん

2階の安くて上手いマッサージ屋さん

にはまだまだ敵わないのですが、

3階の安くてオシャレな着物屋さん
突き出し看板出させていただきました。

男性用のリサイクル着物について

2018年09月02日

男性用のリサイクル着物について

当店は反物、プレタ、リサイクル、浴衣と男着物関係は諸々扱っていますが元々13年前の開業当時はリサイクル着物がメインでした。

13年たった今現在はどちらかというと反物からのお仕立てがメインで呉服屋と同じことをしますが、元々はそういうスタートでした。

男性用リサイクル着物は下積みの修行をしていない私にとってはまさに勉強の連続で分からないことだらけでしんどかったですが、毎年何百枚も何千枚も見て触って、その中から仕入れて仕入れたものを触って測って、触って測って分からないことは同業者に教えてもらってを繰り返しました。

やはり女性ものが多いマーケットですが、女性ものも見て触れば勉強になります。
その中で私は男物ばかりを探し集めていました。

仕入れたものを見て触って測るという一連の動きをひたすら繰り返し、素材のこと仕立てのことサイズのことなど男の着物のことを覚えました。

その経験がこの仕事を続けるうえでの基礎になっています。

考えてみるとリサイクル着物は今仕入れに行っても無い商品や作っていない商品の宝庫なので
珍しい商品もたくさん見て触って販売もして楽しかったですね。

その当時よりは扱う量は減りましたけれど、男性用のリサイクル着物は今も扱っています。
やはり変わった着物を見つけると面白いですし古いものには古いものの良さもありますね。

当店の場合は映画やドラマなどの衣装としてリサイクル着物を提供することもしばしばありますので引き続きリサイクル着物も続けていきたいです。

リサイクル着物の良いところは一般的に高額な絹の着物を安く買えることだと思います。
また仕立て上がっているのですぐに着ることもできますね。

男性リサイクル着物の特徴は着物と羽織のセットでアンサンブルと呼んでいますが、基本的にはアンサンブルで出てくることとサイズが大きいものはほぼ無いということです。
また単衣夏物は少なくて浴衣はほとんどの業者さんは扱わないです。

今から何十年か前の景気が良かった時代にお父さんたちが百貨店で大島紬を50万円~100万円でかっている時代がありましたが、わかりやすく言うとそういう商品がリサイクル市場に出てきますので紺とか茶色のアンサンブルが大半なのです。

今は着物と羽織を反物から作るときに別々の反物で作って色柄を変えて作るのが主流ですがリサイクルで出てくる商品はまだまだアンサンブルが主流です。

着物と羽織の色違いは今らしいお洒落な感じでアンサンブルは伝統的な感じでしょうか。
この辺の感覚は好みなので、どちらが良い悪いということではないです。

実際に着ると感覚や好みも変わっていきます。
着たことがなくて考えているときと実際に着た後では感覚や考えが多少は変わっていきます。

リサイクル着物は昔ながらの高級品を安く探すことができます。
分かりやすく言うと大島紬や結城紬、あと上布なんかもそうですね。

「お洒落に今らしく綺麗な色味で着物と羽織の色柄を変えて着たい」
そういうわがままな方はリサイクル着物はあきらめてください(笑)

ただアンサンブルを買ってもバラバラにほかの着物と組み合わせることもできますし、サイズが小さくても直せる場合もありますし、工夫の仕方によっては可能性は広がります。

なんだか掘り出し物を探す楽しさもありますね。
皆様も色々なお店に行って触って試着して探してみてください。

男性が茶道用に着用するお召着物と袴

2018年08月30日

「男の着物たけもと」は2006年に男着物専門店として開業し、
12年間中央区佃(月島駅)にて多くのお客様に支えられながら営業してきました。

お店をスタートして13年目の今年2018年6月に銀座4丁目に店舗の移転をしました。
銀座4丁目と言いましても歌舞伎座の裏あたりになりますので最寄り駅は東銀座になります。

男性が茶道用で使う着物、袴は一通り在庫として店内在庫がありますので、
いつでも気軽にご来店いただければ見て触って実物を確かめることが出来るようにしています。

茶道用の着物は主にお召になりますが、始めたばかりの方や練習用などでお召以外を
お買い求めになる方もいます。

当店は専門店として他店には無いような柄物のお召もありますが、茶道用として好まれるのは
やはり無地を中心としたシンプルなデザインのものになります。

お召とは糸の段階から先に染めてある生糸で織る絹の着物です。
その中でも代表的なお召は生地の表面がシボシボしています。


無地お召反物

後から染めている縮緬の着物に比べて生地に張りがありますのでふにゃ~とならないです。

ふにゃ~とならないので畳んだりするときも扱いやすく着るときも生地にコシ、張りがあって着やすいということになります。
縮緬の生地から作る小紋などは柔らか物と言われテローンと生地が落ちやすいので腰に角帯だけを占める男着物の着方からすると
織りの着物に比べれば着崩れしやすく着づらく感じると思います。

あと、小紋などはテローンと生地が落ちるのでお召などの織りの着物と同じ身丈で作ると
長く感じるといいますか、実際に来た時の丈が長くなってしまうので少し注意が必要です。

羽織だと着崩れもないので縮緬を染めた小紋などは羽織にして着物はお召にするのはいいアイディアだと思います。

お召も小紋も上品な着物なので茶道以外でも
かしこまった場所やフォーマル寄りのシーンでも活躍できる着物です。

袴は基本は絹物で無地か縞をお勧めしていますが、ご予算に応じてシルクウールなども提案しています。
ほとんどの方が馬乗り袴というズボンのようなタイプの形でお作りします。

他には行灯(あんどん)袴というスカートタイプの形もあります。

お召着物には無地の袴を合わせることのほうが多いです。


無地袴

縞の袴の方が無地の袴よりもフォーマルになりますので黒紋付を着るのであれば袴は縞になります。
お召も黒紋付も着用する場合で袴を一つ選ぶのなら縞の袴を選んでください。


縞袴(通称仙台平とよばれる袴)

そうすると両方の着物に合わせられます。

などなど色々ありますが文章で説明するのはなかなか難しいですね。

私自身は現在習い事をしていませんが12年以上ほぼ一人で多くのお召着物、無地袴、縞袴(通称仙台平)を扱い、
多くの茶道関係のお客様に着物袴を納めさせていただきました。

ご自分ですべてを調べようとしても分かりずらいことも多いと思いますので来店か電話での
相談だけでも構いません。
これを読んでいる皆様方は「男の着物たけもと」も気軽に使ってくださると幸いです。
銀座に引っ越しましたので銀座に来たついでに相談だけで寄っていただいても大丈夫ですよ。

住 所  東京都中央区銀座4-14-2 三宝ビル3F
(2018年6月に月島から銀座に移転しました)
電 話  03-6278-7242
営業時間 12:00~19:00
定休日  月曜日

都営浅草線/日比谷線 東銀座駅徒歩1分
銀座線/丸ノ内線 銀座駅徒歩5分
有楽町線 新富町駅徒歩4分

男着物メンズ浴衣専門店 男の着物たけもとサイト一覧
HP https://takemoto.tokyo/
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Instagram https://www.instagram.com/shinji.takemoto/
twiter https://twitter.com/takemoto0315

東京都内に実店舗を構える男着物メンズ浴衣専門店

2018年08月24日

東京都内(銀座)に実店舗を構える男着物メンズ浴衣専門店

男着物メンズ浴衣専門店「男の着物たけもと」は2006年に男の着物専門店として開業し、
12年間中央区佃(月島駅)にて多くのお客様に支えられながら営業してきました。

お店をスタートして13年目の今年2018年6月に銀座4丁目に店舗の移転をしました。
銀座に移ったのが6月ということもあり2018年夏は既製品メンズ浴衣の品揃えに力を入れました。

男性が浴衣を着るのに最低限必要なものは
〇浴衣 〇帯 〇腰ひも 〇履物の4点です。

当店でも以上の4点を用意しています。
メンズ浴衣は6800円 帯2800円 腰ひも1000円 履物3800円からとお求めやすい金額から
販売していますので気軽に見て触って比べて選んでください。

ネット販売も多い商品だと思いますが、浴衣に馴染みがなければネットで探すのも
あれこれ大変ですしやはり素材感はわかりません。

サイズ感も実際に着て鏡で確認するのが一番間違えがありませんので気軽に当店も使ってください。

2018年男の浴衣は新店舗の場所を知っていただきたいということと、多くの方に手に取って見ていただきたいとの思いから
当店が今まで販売していた金額よりも安い価格の6,800円(税込み)から取り揃えました。

6,800円の他に9,800円、12,000円、18,000円と4つの価格でメンズ浴衣を用意し販売させていただきました。。
(サイズとしましてはS、M、L、LL、3L、4Lの6サイズを用意)

既製品ですので丈、裄、幅の3つを合わせるのはなかなか難しい部分ではあるのですが、
メーカーによってのサイズの取り方や横幅なども違いがありますので気になる方は私に質問してください。

気に入った男浴衣が見つかったら試着をして確認をしていただけます。

今のところ私竹本が直接対応しますので様々なアドバイスも交えながらご提案させていただきます。
皆様のご来店をお待ちしております。

住 所  東京都中央区銀座4-14-2 三宝ビル3F
(2018年6月に月島から銀座に移転しました)
電 話  03-6278-7242
営業時間 12:00~19:00
定休日  月曜日

都営浅草線/日比谷線 東銀座駅徒歩1分
銀座線/丸ノ内線 銀座駅徒歩5分
有楽町線 新富町駅徒歩4分

男着物メンズ浴衣専門店 男の着物たけもとサイト一覧
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本場筑前博多織

2018年08月12日

13日の定休日以外はお盆休みなしで営業します!

本場筑前博多織
正絹博多織の角帯が45本届きました!

写真は紗角帯
袋になっていない一枚仕立てです。

紗角帯15,000円(税込)

お召着物×お召羽織

2018年08月08日

お召着物×お召羽織
お召着物羽織など一式をお客様に納めさせていただきました。

アクセントに羽織紐は黄色
長襦袢はバットマン
遊びごころも大事だね