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男の着物が「無風」だった時代

2025年10月13日

私が男の着物の仕事を始めた頃は、まだほとんど注目されず、まさに「無風」と言える時代でした。
それでもこうして仕事を続けてこられたのは、潜在的に「着物を着てみたい」「男の着物っていいよね」と思っている方が、実はたくさんいらっしゃったからだと思います。

DNAに残る「着物」の記憶

日本で生まれ育つとDNAの中に着物の記憶が残っているのではないでしょうか。
普段は意識していなくても、男性の着物姿を見ると「なんかいいよね」と感じたり、女性からも「男の人の着物姿って素敵」という声をよく耳にします。
これは商売抜きでも本当に多く見聞きしてきたことです。

男の着物に出会うきっかけ

こうした声があり何かのきっかけで着てみたいと思う。そのようなこともあり、私のような店も続けてこられたのだと思います。
そしてこれからも、きっかけさえあれば「男の着物」に興味を持つ方はまだまだ増えていくと感じています。
男性が着物に興味を持つのに特別な理由は必要ありません、「ちょっと着てみたい」で十分です。

男の着物、各種反物

これからもまだまだ男着物を知らない方々が何かのきっかけで興味を持ち始める。
そんな方々のためにも続けていきます。