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伝統芸能と男着物|茶道・将棋・落語・能・弓道・日本舞踊の世界で

2025年10月07日

伝統芸能の世界と男着物

当店には、普段着として着物を楽しむ方だけでなく、茶道・将棋・落語・能・弓道・日本舞踊といった和の伝統芸事に携わる方々も多くご来店くださっています。
それぞれの世界には長い歴史としきたりがありますが、日常の稽古や舞台の裏方、観劇や集まりの場面で着物を必要とされることが多いのです。

20年、学びながら向き合ってきた経験

私自身、最初からそれらのことを知っていたわけではありません。
お客様から教えていただきながら、一つひとつの現場で必要なことを学び、20年かけて少しずつ知識を増やしてきました。
「茶道ではこういう着物と袴が必要」「落語の方が好む羽織紐」などなど、実際にお客様と向き合い、作り上げてきた経験があります。

袴のご相談も多い伝統芸能の世界

一般のお客様と比べて、伝統芸能に携わる方々は袴の出番が多いのも特徴です。
茶道や能、弓道、日本舞踊など、場面によっては袴が必須とされることもあり、実際に袴に関するご相談をいただくことも多くあります。

伝統芸能に携わる方々は袴の出番が多い 袴反物と仕立て上がった袴

具体的なご相談例

• 茶道のお稽古に向けて、着物や袴を仕立てたい
• 将棋の場にふさわしい、着物袴を選びたい
• 落語家の方が高座に上がる際に映える羽織を探している
• 能や日本舞踊の稽古で使いやすいポリエステルの着物を作ってみたい
• 弓道で使う正絹黒紋付や袴を見たい

伝統芸能の現場で必要とされる着物袴はそれぞれ少しずつ違いますが、「どのようなものを揃えればよいか」ということを一緒に考えながら見つけていただけると思います。

これからも伝統芸能を支える一着を

特別な舞台衣装は個別でできる範囲対応していきますが、
稽古や日常の場面で使う着物であれば、安心してご相談ください。
20年かけて少しずつ培った経験をもとに、これからも和の世界、伝統芸能を支える一枚をご提案してまいります。